
ビジネスは”人と人”でできている
このブログを見ている多くの方が、自分以外の他人と一緒に働いたり、お客様がいたりと、一人でビジネスを行っているわけではないと思います。
となると、【相手に自分の意思を伝える】事が必要になり、一般的に、これがうまくできている人を”コミュ力がある”と表現しますよね。
ですが、これがなかなか難しい。
文章でも会話でも、自分が伝えたいことばかりを一方的に話していたのでは聞いてもらえないですし、相手のことを聞いてばかりで自分の意思や意見を伝えなければ、ただの御用聞きになってしまいます。
つまり、相手の話を聞き、どんな気持ちなのかを知りつつ、自分の意見を聞いてもらえるようにならなければ、組織で働けないですし、ビジネスも前に進めることが難しいということです。
”相手の気持ちを聞く”のは言葉でいうのは簡単ですが、実際には難しいものです。
どこまでいっても、人間は”自分の事”しかわかりません。
意識的に行わなければ、”相手の気持ちを聞く・知る”ことはできないでしょう。
ビジネスをするには、”消費者の気持ち”が重要
会社を前に進める為の戦略を考える”経営”、商品やサービスを販売する戦略を考える”マーケティング”、会社に必要な人材を集め、適材適所に人を配置する”人事”、実際にお客様と対面し、販売やフォローを行う”セールス”…
ビジネスを行う上で様々な役割がありますが、”相手”が存在しない業務は少ないでしょう。
いかに”相手の気持ちを知った”上で、”自分の気持ちを伝える”という行動とは切っても切り離せないというのが現実です。
ゲームキャラが教えてくれた”相手の気持ちを知る”方法
皆さんは、アイドルマスターシンデレラガールズというスマホゲーム(アニメ)を知っていますか?
僕は微課金勢なのですが、このゲームに登場する『市原仁奈』ちゃんが、相手の気持ちを知るヒントを教えてくれました。
市原 仁奈:https://idollist.idolmaster-official.jp/detail/20020
彼女は「ライオンの気持ちになるですよー」といって、ライオンの着ぐるみを着るのです。
つまり、ライオンのことを知るために、自分がライオンになるのです。
これをビジネスで例えると、自分が一般社員だったとして、部長の気持ちを知るために、部長になりきって過ごしてみるということです。
物理的に不可能な部分もありますが、「相手になりきる」という思考法を使ってみると、これまで考えた事もなかったようなことや、物事の見え方が変わってきます。
相手になりきることで、自分の目線や視点を可能な限り排除し、対象の考えていることや生活リズムをリアルに想像することが可能なのです。
ペルソナの設定やカスタマージャー等の”顧客の目線”になる必要がある場合は、とことん、「相手の気持ちになるですよー!」
最後に
”相手の気持ちを知る”ことは、”相手が何を求めているのかを知る”という事と同義です。
相手が求めているときに、求めているモノやコトを提供することで、win-winの関係性を構築することができます。
「己を知り、相手を知り、己を伝える」ことが、ビジネスにおいて重要なのではないでしょうか?