
リリース目前!学生向けメディア“Sora”に込める想いとは?
こんにちは!株式会社conexio人事部のまるです。
今回は来週11月にリリースを控えた、学生向けメディアSoraについて
弊社CSOのビッキーさんにインタビューをしてきました!
Sora誕生のきっかけとなったビッキーさんの原体験にも着目しながらぜひ読んでください♪
Soraってなんだ?
“Sora”は、どんなメディアですか?
あえて結論から言わないで背景から話しますね。
僕はコロナ禍で色々な制限がある中で、学生さんのチャンスがめっちゃ少なくなっているなと感じています。その中でチャンスをもぎ取れる学生さんって、自分で考えてアクションを起こせる人なんですよね。例えば、この時期だと自分でインターネット上で活動するとか。
もちろんそういった学生さんはごくごく少数で、そんな活動的な学生さんばかりではないのが現状です。
おそらく多くの学生さんが時間があればYouTubeやTiktok、友達のインスタとかを見ているんじゃないでしょうか。
もちろん僕も見ますし楽しいんですけど、この中で得られる情報って自分の好きなもの=自分が好きなカテゴリーだけなんですよね。
そんな狭い世界の情報で満足して、そこで時間が潰されていってる、こういった状況に危機意識を持っています。
僕の経験上、学生時代にいろんな情報を手に入れたことによって本当に人生がひっくり返るくらい大きく変わったんです。
そういう経験や機会を届けたいというのがSoraに込めたメッセージです。
Soraではいろんな人の価値観や、弊社が運営するコミュニティスペース空でのイベント情報など、新しい可能性のきっかけを提供していきます。
学生時代に出会った、「きっかけ」
可能性のきっかけを提供するSora、楽しみです!
ところで、ビッキーさんの人生が大きく変わる経験についてお伺いしたいです。
大学時代まで遡ります。(10年くらいかな?笑)
僕の大学生活をシンプルに言うと縦軸と横軸をめちゃくちゃ広げた学生生活でした。
縦軸が歴史(時間軸)、横軸が知識の幅です。
まず歴史の縦軸。
過去のことは書物で追いかけられるし、未来のことも専門書やニュースから多少の予測はできます。情報を収集することで軸を広げていきました。
自分の過去を分析した時に、僕はずっとリーダーポジションでした。例えば、中学では生徒会長になって生徒会を引っ張っていったり、部活ではキャプテンとしてチームをまとめていました。
だから、過去のリーダーが苦しい時にどんなことを考えていて、その中でどういう決断をして、結果はどうなったのかを本から知ることができました。いろんな知識をつけることで、自分の経験でしか構成されていなかった自分の歴史に、他の人の経験も足されて、考え方が広がっていきました。
でも知識と現実は違うかもしれない。
情報を自分の目で見て、耳で聞いて、五感で感じるということがすごく大事。
縦軸は空想の世界だから、「それが実際どうなの?」を知らないといけない。
だから僕はバックパックで旅に出ました。
そうすると面白いことに歴史から紐付いてる現代が見えてくるんです。
当時は無駄だったことが、現代では大きな功績になっていたりだとか。
ということは、「正解する(みんなに評価される)ことが全てじゃないんだ」って気づくんです。
現地まで行くと、その現地に住む人の考え方を知り、自分の考えだけが正解じゃないことに気づく。
多くの出会いから横軸を広げていったことで、「自分とは何者か」という立ち位置も分かってきました。
この経験が僕の人生を変えましたね。
ここまで聞くと、最初からめっちゃ意識高い学生だったように思われそうですが(笑)
全然そんなことなくて、きっかけがあっただけなんですよね。
僕は入学当初、受験を失敗して、悔しくて、安定した職に就いて偉くなることが一番だと思ってました。
きっかけは、ゼミの先生に読めって言われた哲学書。
ひたすら「なんで?」を問い続ける内容。
僕も自分に問い続けてみましたが、なんで偉くなりたいのか、答えが出なかったです。
問い続けても分からなかったから、情報を集めて、実際に行ってみて、確かめました。その中で自分の軸は形成されていきました。
その結果、自分が信じていた「安定した職に就いて偉くなりたい」という考えは、自分のありたい姿ではないことに気づき、自分の信念が裏切られました(笑)
たまたま一冊の哲学書に出会ってなかったら、旅にも出てないし、書物も読んでないし、自分が変わるきっかけもなかったんです。
物事っていろんな見方があって、人にはいろんな考え方があって、価値観があって。
それに対して、面白いとか、辛いとか、嬉しいとか、いろいろ感じ取れる方が人生豊かになると思っています。
だからそういう経験を学生さんにもしてもらいたい。
僕はたまたま本だったけど、きっかけは人によって違います。
だから、メディア“Sora”やコミュニティスペース空でたくさんの経験をしてもらいたいです!
ありがとうございました!
より多くの学生さんにきっかけをお届けできるように私たちも頑張っていきます!
— おまけ —
Soraの由来
晴れたり、曇ったり、雷がゴロゴロしたり。
いろんな空がある。
さっきまで雨だったのに、突然晴れたり。
空は自由気ままだ。
だから、おもしろい。
自由で、予想もつかない方向に変わっていく。
人生も同じ。今、楽しいことも辛いことも。面白いことも、逃げたいことも。
そうしたいろんな人間ならではの状況を悲観するのではなく、日々を豊かに出来るようなきっかけに。
Soraはそんなプラットフォームでありたいという思いから名付けました。